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2008年02月28日

砂のクリーニングでコスト削減

 コスト削減の方法の一つは、一度使った資材のリサイクルだ。米国でトルグリット・マニュアサンド・セイバーシステムを使っている酪農家は、リサイクルによるコスト削減を実践している。 彼らは厩舎の敷き砂を洗浄して再利用しているのだ。

 このシステムを使うと、厩肥が混ざった牛舎の敷き砂の80~90%を洗浄できる。洗浄された砂は清潔で、湿気も臭いもない。処理した後で再び厩舎に戻せる状態になっている。洗浄された砂に残留する有機物は1%以下というから驚きだ。システムは単純だ。装置上部の投入口から、厩肥が混ざった使用済みの敷き砂を洗浄タンクに入れる。洗浄タンク下部の穴から、洗浄水が注入される。砂は高圧で噴出する洗浄水でタンク内を循環し、同時に撹拌装置がゆっくり動いて有機物を除去する。砂から分離された有機物は、浮き上がって押し流される。洗浄処理された砂は、タンク下部から排出されるというわけだ。

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トルグリット・マニュアサンド・セイバーシステムが洗浄した砂。厩舎の敷き砂としてリサイクルできる。

投稿者 Eooo!事務局 : 15:22

2008年02月21日

注目されるバイオ燃料作物

 南アフリカでも、バイオディーゼルに対する農業経営者たちの興味は確実に高まっている。国立クワズールー大学でバイオ燃料技術を研究しているグループは、ピーターマリッツバーグのウクリンガ実験農場で研修会を開催した。この研修会では、参加した農業経営者が自分の農場で栽培できる作物から、バイオディーゼルを製造する可能性を紹介した。

 ウクリンガ実験農場は、現在、ヤトロファ(ナンヨウアブラギリ)の木をバイオ燃料作物にする可能性を探っており、栽培に必要な水分量などの特性を研究している。ヤトロファ・カーカス(ナンヨウアブラギリ)の木はウクリンガ地方に自生する種で、丈夫で日照りや病気にも強い。さらに、その種子が含んでいる油脂成分は40%にもなる、注目のバイオ燃料作物だ。

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実際に植物油をバイオディーゼルに精製する過程を実演するウクリンガ実験農場の主任技師アレン・ヒル氏。

投稿者 Eooo!事務局 : 17:57

2008年02月13日

綿花の梱包にニューモデル

 オーストラリアでの非公開テストを終えて、ニューサウスウェールズ州のモリー市にあるシーリ家の綿花畑で収穫作業をしたのは、ジョン・ディア社の車載型「円筒形」梱包ユニットを搭載した7760型自走式綿花ラッパだ。メーカーのケイスIH社は従来の「直方体」梱包ユニットをやめて、後継機種にこの「円筒形」梱包ユニットを導入した。

 「7760型は、綿花を収穫しながら円筒形に梱包します。梱包された綿花は繊維と種子を保護するフィルムで包まれているので、搬送中のロスを最小限に抑えます」と米国ジャミー・フラッド社の製造部長は説明する。さらに「作業員は刈り取り作業を中断せずに梱包を畑の端に運べますから、すぐに綿繰り機へ送れます」と付け加える。確かに輸送用のトラックに移しかえる手間を省いて梱包できるので、この収穫システムはずっと効率的だ。同氏によれば「収穫作業の工程で、時間と燃料、そして労働力を節約できます」とのこと。

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ジョン・ディア社によれば、7760型綿花ラッパはノンストップで作業可能、時間と燃料と労働力を節約できる。

投稿者 Eooo!事務局 : 11:51

2008年02月06日

泥炭採集のイノベーション

 原油価格は1バレル100ドルに高騰、今後も不安定な国際情勢に影響されるだろう。国産エネルギー開発の重要性が、ますます高まっている。フィンランドの場合、国産のエネルギー源は泥炭と木材。これらの資源を利用する技術革新は、まさに日進月歩の勢いだ。量に不足はないので、問題は最も効率的かつ経済的に「収穫」する方法だ。この分野の機械メーカーではヴァポ社が最も有名で輸出販売の実績も最大だが、シェアを完全に独占しているわけでもない。多くの中小企業も、それぞれの技術力を活かして優れた機械を造っている。

 その代表的な例がエコフィールド社だ。同社が開発した新型の泥炭ハーベスタは利用者から大好評を得ている。昨シーズンも数種類の試作機がテストされたが、特にEF-45型は徹底した小型化を実現している。フィンランドの泥炭地帯は数百haという規模で広がっているが、そのなかには大型機械では身動きが取れなくなってしまうような、狭い採集場が点在しているからだ。

 EF-45型では、泥炭を幅1.2mのチェーンコンベアに乗せて45立方メートルのホッパに格納する。本体のサイズは幅4m、高さ4.5m、長さ8mで、重量は約6t。12輪駆動が可能で、足場の悪い泥炭地でもスタックする危険はほとんどない。オプションで油圧式の車輪駆動も用意されている。メーカー発表によると出力は最低でも88kW(120馬力)。価格は7万ユーロ(約1155万円)から。

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エコフィールド社製EF-45型泥炭ハーベスタ。小型でも出力は88kW(120馬力)。狭い泥炭採集場で本領を発揮する。

投稿者 Eooo!事務局 : 16:05