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2006年08月23日
自走式ローダでサトウキビを運ぶ
Moving cane with All-terrain
旋回するサトウキビ・ローダという設計アイデアは
決して目新しいものではない。
なにしろ1970年代頃には登場ずみで、一般的な農業トラクタに
装着され利用されていた。
ローダがサトウキビをつかんでトラクタをバックさせるには、
たいていローダをトラクタ後部まで旋回させてから行っていた。
サトウキビの荷重が駆動輪にかかるようにするためだ。
この作業にはフォードの5000トラクタが特によく使われていた。
しかし設計のアイデアや形は進化する。
南アフリカのベル・エクイップメント社は、積込み専用の
自走式ローダ車両を開発した。
同社によると、地域でこのタイプの農機が製造されたのは
これが初めてだという。
サトウキビと材木の積込み専用の車両となる。
スワジランドとモザンビークで行われた初期使用テストの結果は上々で、
作業効率と燃費は競合機よりもよい数字が出たという。
このベル社自走式ローダ「AT884」は、最大出力66kWの
ジョン・ディア社製4045エンジンで駆動する。
無段変速機を装備し時速は0kmから30kmまで、前進とバックが可能。
後輪にはパワーステアリングがある。
足回りにはリム幅47cmリム径76cmのずんぐりしたタイヤを備え、
強いけん引力を持つ。
全タイヤに油圧式ウェットディスクブレーキの形をしたタイヤ回転止め装置が
装備されている。
3本の油圧ポンプが、積込み用のブームとグラブ(つかみ機)、変速機、
ステアリング装置のそれぞれに動力を伝える。
ローダの性能だが、サトウキビ・グラブは断面積0.6㎡の束を
持ち上げることができ、高さ6.6mまでのトレーラの荷台へ積み込みが可能。
グラブは前方に最長3.5mまで届き、ブームは210°旋回ができる。

サトウキビの束をつかむ。ベル社製ATL884が一直線に並んで働く。
これで収穫後に圃場の踏み跡が元に戻しやすくなる。
投稿者 Eooo!事務局 : 17:16
2006年08月15日
メタン混合燃料の試験
Methane tucks into Ukrainian soils
ウクライナのキエフにある農業機械化・電化研究所では
新たな燃料システムの開発に取り組んでいる。
圧縮メタンガス(圧力20MPa、約197気圧)とディーゼル燃料を
2対1で混合させた燃料で、ディーゼルエンジンを動かすテストをしている。
同研究所によると、最終的にできた混合燃料は、
使用しても出力やトルクに大きな影響は出ないという。
十分な量のメタンガスの確保が大きな問題となっている。

ウクライナではメタンガスとディーゼルの混合燃料を試し、
農業での燃費削減を目指す。
投稿者 Eooo!事務局 : 11:07
2006年08月07日
冬期の球根収穫
Harvest time in winter オランダ
チーズ、チューリップ、アムステルダム。
この3語は互いに同意語であるかのように、一体となった言葉として
受けとめられている。
だがオランダでは、チューリップの他にも様々な種類の球根が栽培されている。
球根の栽培地は元来、オランダ西部に集中していたが、現在では全国に広がる。
事実、多くの耕作農家にとって球根栽培は極めて重要な収入源で、
経営多角化の柱となっている。
例えば、ウェズップ市の農家ゲリット・ヘーゲン氏は、砂地の土壌でユリを
15ha栽培している。この他、近隣農家一軒のためにさらに20ha分を収穫する。
収穫シーズンは、早生種を収穫する9月後半に始まり、晩生種を掘り上げる
1月末まで続く。
1日当り1haの効率で球根の収穫作業を行うために、同氏は作業幅を122cmの
床幅に合わせて改造した2条式ポテトハーベスタを使う。
球根と共に掘り上げる土壌の多量さが大きな問題点だ。
ハーベスタのほとんどのベアリングを毎年交換しなければならない。

ゲリット・ヘーゲン氏は床幅122cmで球根を栽培する。
トラクタに前装したブレードが球根の上の部分と薄い土壌の層を削り取る。
投稿者 Eooo!事務局 : 15:51