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2006年06月28日
ベール作りでは小は美なり
Small is beautiful in bailing world
世界のほかの地域と同様に、農場経営規模の拡大はオランダでも進行している。
しかし、小規模農家のすべてがなくなりかけているわけではない。
大規模農家とは違う経営手法で存続している。こういった農家が経営する面積は小さく、
その多くは兼業農家であるため農作業の時間は限られている。
こうした小規模農家や牧場主が扱える農機具の大きさには限界があり、よく問題とされる。
給餌や寝わらにはベールが必要だが、大型のベーらを使ってのベール作りは始めから
選択肢に入らない。
ハーレ市周辺で農作業の請負業をしているユニコム・オースト社ではこの点に着目した。
同社では、日本のスター農機社製の小型ラウンドベーラの後ろに、小型のベールラッパ
をつなげて作動させる。
オースト社が作るラウンドベールは扱いやすい大きさで、圃場で手押し車に載せて搬送でき、
手で押して転がすこともできる。円の面の直径は90cm、幅は85cm。ベール材質となる作物の
密度と湿度によって変わるが、重量はおよそ75kgから100kg。
スター農機社製のベーラ本体は、オランダのアイバーヘン市にある「R.T.e.L社」が
ヨーロッパに輸入している。
オプションとして切断刃を選択でき、価格は3万8750ユーロ(約5460万円)。

オランダの作業請負業者「ユニコム・オースト社」では、試験的に用いたベーラとベールラッパ
を使い2005年には5000個以上のベールを作った。
投稿者 Eooo!事務局 : 19:25
2006年06月20日
2条植え播種機で収量増
Doubled rows boost yields From U.S.A.
アメリカでは、グレートプレインズ社製のユニークな播種機が使われており、
大幅な増収を狙っている。
この播種機は、従来のように1列1条ではなく1列2条播種する設計になっている。
これまでの同型の播種機は、76cmの条間で12条播種していたが、
この2条植え播種機は1列につき条間を20cmとし2条播種し、
これを同時に12列分、列の間隔を76cmにして播種する。
この革新的な播種法によって収量増加が可能となった。
「トウモロコシの場合、ha当たり6万8千本の密植にしたとき、
条間76cmで収量が頭打ちになっていた。
このツインロー播種機なら、株間を詰めて播いていた1条に種子を2条に
播種することができる」と、開発したグレート・プレーンズ社のトム・エヴァンズ氏は語る。

※グレートプレーンズ社製の16条ツインロー播種機は価格が120,000ドル(約14,00万円)。
従来型の1条植え播種機の4割増の値段だ。
投稿者 Eooo!事務局 : 14:45
2006年06月12日
4輪バギーの事故対策
Farm safety drive on ATVs From Australia
オーストラリアでは、4輪バギーによる死亡事故や怪我の報道がなされた結果、
農場でのこの嘆かわしい現状についての議論が巻き起こった。
農場では、推計20万台もの4輪バギーが使用されており、
現状を重く見た関係者は、問題解決へ向けて活発に動き出した。
ある農業関係者によると、農場で利用されている4輪バギーのうち
5万台が整備不良と考えられるという。
こうした事情が背景となって、「オーストラリア農業の健康と安全センター」の
理事リン・フラガー博士は、地方産業調査開発公社の出資を受け、
「農場での4輪バギーの安全利用向上に向けた国家戦略」というレポートを作成した。
このレポートによれば、毎年4輪バギーで約10人が死亡しており、
年間4件の死亡事故があった1980年代初頭と比べ増加していると報告する。
レポートでは一貫して、運転者の技能向上訓練の必要性を訴えている。

※リン・フラガー博士は、オーストラリアでの4輪バギー事故を改善させるため
「なすべき課題が多くある」と語る。
投稿者 Eooo!事務局 : 15:29
2006年06月05日
1度に3往復分の作業が可能に
Three potato bout at a time From South Africa
南アフリカでの野菜栽培は、自給自足規模から商業的大規模経営まで
その経営規模は多岐にわたっている。
近年労働法が制定されたことで、ヨーロッパで行われている
大型機械を使った栽培手法に関心が集まっており、
その結果、専門業者がいくつもの興味深い農業機械を輸入するようになった。
そのような機械の一つが、オランダのストラーク社より輸入されたベットフォーマだ。
ストラーク社からの輸入1号機「3B5460」モデルは、
ハウテン州タールトンにあるグリーンウェイ農場の大規模ニンジン栽培のために輸入された。
導入後、近隣の地域から同じ機械の注文が2台出た。
ストラーク社の機械のモデル名「5460」は、機体の作業幅を示している。
グリーンウェイ農場の作業体系では3つの畝とその間の作業道を足すと5.46mとなり、
顧客の様々な要求事項に細かく応じた機体を注文できることを意味している。
さらに、土壌の種類や作物の違いに応じて設計の変更も依頼できる。
畝高さは機械調整でき、最大で300mmまで設定できる。
同機のもう一つの大きな特徴は、培土フレームの上面にゴムを使用し、
軽量化と同時に畝の圧縮を防ぐ設計になっていることだ。

※3列分の畝を造成するオランダのストラーク社製ベッドフォーマ。
南アフリカの野菜農場で売れている。
投稿者 Eooo!事務局 : 16:33