2007年03月14日
アピネス/アグリインフォ JA全農の営農総合情報
アピネス/アグリインフォは
JA全農の提供するインターネットの会員制、JAグループ向け有料営農総合情報サービスです。
農薬登録情報やポジティブリスト(残留農薬基準値)情報、新聞記事、青果物の市況などを瞬時に検索できます。
農家の方は、基本料金300円/月でほぼすべてのサービスがご利用いただけます。
また、携帯電話のweb機能でもこれらのサービスがご利用いただけます。(別途利用料105円/月)
アピネス/アグリインフォの概要、利用料金の詳細等は次のホームページにてご紹介していますので一度見てみてくださいね。
URL:http://www.agri.zennoh.or.jp/
では、アピネス/アグリインフォの新着情報についてご紹介します。
=INDEX ===============================
◆最近のアピネス/アグリインフォ 営農技術相談から
・施設トマト栽培における、土壌中に含まれるカリウム濃度について
・みかんのカイガラムシ類防除のための、マシン油乳剤の散布について
◆最近登録された新農薬
・タフパール ・タフブロック ・ワークアップ粉剤DL
・ハスモン天敵 ・カスラブバリダジョーカーフロアブル
・マットタブジャンボ ・フェニックス顆粒水和剤
◆アピネス新着情報
◇残留農薬(ポジティブリスト制):1項目
◇農薬登録DB:6項目
◇営農・施肥・防除技術情報DB:1項目
◆アグリインフォ新着情報
◇グリーンレポート:1項目
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◇◆◇◆ 最近の アピネス/アグリインフォ 営農技術相談から ◆◇◆◇
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■ 「アピネス/アグリインフォ」(会員制・有料・農業情報サービス)
では、会員からの営農技術に関する相談を受け付けております。
■ こちらでは、その一部を抜粋してご紹介しております。
* 「アピネス/アグリインフォ」にご入会いただきますと、営農技術に
関して相談したり、他の会員からの相談・回答をご覧いただくことが
可能になります。
* アピネス/アグリインフォの詳細・入会方法等は、こちらをご覧ください。
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◆Q:施設でトマトを栽培しています。土壌中に含まれるカリウム濃度が知り
たくて、このたびHORIBAのコンパクトイオンセンサーを購入しました。
もちろんカリウム用です。
しかし、出てくる値をどのように判断するのかはっきりと解りません。
友人は1,2倍して50以下なら低い、100でちょうど、150以...
(栃木県 : 2007/02/26)
A:カリウムは、土壌中で水溶性、交換性、非交換性の形態で存在しますが、
作物が吸収しやすいカリウムは、水溶性カリウムイオンと交換性カリウ
ムイオンとみてよいでしょう。交換性カリウムは本来、土壌粒子の表面
に吸着されたカリウムが陽イオン交換反応により...
◆Q:みかんのヤノネカイガラムシやイセリヤカイガラムシ等の防除のため3
月初旬のマシン油乳剤の散布を予定しています。
油分97%のハーベストオイルですと、倍数はどの程度でよろしいでし
ょうか。以前40~60倍位と聞いていたのですが。
ルビーロー虫やツノロー虫にもある程度は効果があるのでしょうか。
以...
(和歌山県 : 2007/02/24)
A:ハーベストオイルはかんきつのヤノネカイガラムシに対して60~80倍で
登録があります。時期は12月~ 3月の冬期です。また、ルビーロウムシ、
ツノロウムシには登録はありませんが、多少の効果はあると考えられま
す。しかし、十分な効果を得るためにはネ...
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◇◆◇◆◇◆◇ 最近登録された新農薬 ◇◆◇◆◇◆◇
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■ 「アピネス/アグリインフォ」(有料・会員制農業情報サービス)
ではアピネス(21)農薬データベースで農薬登録情報を提供しています。
■ こちらでは、その中から新規登録農薬を抜粋してご紹介しております。
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農薬登録日 : 2007/03/07 ━━━━━━━━━━━━
◇◇◇ 殺菌剤 ◇◇◇
■ 1. 薬剤名 : タフパール
成分系 : 微生物
成分 : タラロマイセス フラバス SAY-Y-94-01株胞子
成分含量 : 5×1億CFU/ml
適用 作物・病害虫草 : いちご -- うどんこ病
■ 2. 薬剤名 : タフブロック
成分系 : 微生物
成分 : タラロマイセス フラバス SAY-Y-94-01株胞子
成分含量 : 1×1億CFU/g
適用 作物・病害虫草 : 稲 -- 褐条病
■ 3. 薬剤名 : ワークアップ粉剤DL
成分系 : EBI
成分 : メトコナゾール
成分含量 : 0.70%
適用 作物・病害虫草 : 小麦 -- 赤かび病
◇◇◇ 殺虫剤 ◇◇◇
■ 4. 薬剤名 : ハスモン天敵
成分系 : 微生物
成分 : ハスモンヨトウ核多角体病ウイルスFu-1株包埋体
成分含量 : 1×10億個/g
適用 作物・病害虫草 : いちご:レタス:えだまめ:だいず -- ハスモンヨ
トウ
◇◇◇ 殺虫殺菌剤 ◇◇◇
■ 5. 薬剤名 : カスラブバリダジョーカーフロアブル
成分系 : ピレスロイド系:抗生物質:抗生物質:MBI-R
成分 : シラフルオフェン:カスガマイシン:バリダマイシン:フサライド
成分含量 : 9.5%:1.37%:5.0%:15.0%
適用 作物・病害虫草 : 稲 -- いもち病:ツマグロヨコバイ:カメムシ類:
コブノメイガ
◇◇◇ 除草剤 ◇◇◇
■ 6. 薬剤名 : マットタブジャンボ
成分系 : 尿素系:酸アミド系
成分 : クミルロン:テニルクロール
成分含量 : 18.0%:3.0%
適用 作物・病害虫草 : 移植水稲 -- 水田一年生雑草:マツバイ:ホタルイ
:ヘラオモダカ
適用 作物・病害虫草 : 移植水稲 -- 水田一年生雑草:マツバイ:ホタルイ
:ミズガヤツリ:ヘラオモダカ(東北):クログワイ(関東・東海)
農薬登録日 : 2007/02/27 ━━━━━━━━━━━━
◇◇◇ 殺虫剤 ◇◇◇
■ 1. 薬剤名 : フェニックス顆粒水和剤
成分系 : ベンゼンジカルボキサミド系
成分 : フルベンジアミド
成分含量 : 20.0%
適用 作物・病害虫草 : いちご -- ハスモンヨトウ
適用 作物・病害虫草 : キャベツ -- アオムシ:コナガ:ヨトウムシ:ハイ
マダラノメイガ:ハスモンヨトウ
適用 作物・病害虫草 : だいこん -- ハイマダラノメイガ:コナガ
適用 作物・病害虫草 : だいず -- ハスモンヨトウ
適用 作物・病害虫草 : トマト -- オオタバコガ
適用 作物・病害虫草 : なし -- リンゴコカクモンハマキ
適用 作物・病害虫草 : ねぎ -- シロイチモジヨトウ
適用 作物・病害虫草 : はくさい -- アオムシ:コナガ:ハスモンヨトウ
適用 作物・病害虫草 : もも -- リンゴコカクモンハマキ
適用 作物・病害虫草 : りんご -- ハマキムシ類:ギンモンハモグリガ:キ
ンモンホソガ:ヨモギエダシャク:モモシンクイガ:ケムシ類
適用 作物・病害虫草 : レタス:リーフレタス -- ハスモンヨトウ:オオタ
バコガ
適用 作物・病害虫草 : 茶 -- チャノコカクモンハマキ:チャノホソガ:チ
ャハマキ:ヨモギエダシャク
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▲▽ アピネス新着情報 ▲▽
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■ 残留農薬(ポジティブリスト制)の基準値の改正が2件ありました。
改正の告示があった物資名と改正適用日および食品数(農産物のみ)
◇フルベンジアミド(代表的な商品名:フェニックス顆粒水和剤)
平成19年2月27日付けで14件の値が基準値となりました
◇ボスカリド(代表的な商品名:カンタスドライフロアブル)
平成19年2月27日付けで17件の値が基準値となりました
■ 農薬登録DB:平成19年2月27日付の新規農薬を1件登録しました。
新規登録農薬
◇フェニックス顆粒水和剤
■ 農薬登録DB:平成19年2月27日付の適用変更が1件ありました。
適用登録変更日 2007.02.27 で検索できます。
変更内容の詳細は、アピネス21、アピネス.Proともに
農薬登録検索の各検索画面の上部にある「適用変更内容」ボタンで
ご利用いただけます。
■ 農薬登録DB:文言の修正が3件ありました。
登録の文言が修正になった剤と項目です。
◇クロピク80 トルコギキョウの適用病害虫名
◇ドジョウピクリン トルコギキョウの適用病害虫名
◇ドロクロール トルコギキョウの適用病害虫名
■ 営農・施肥・防除技術情報DB:文献(48件)を入力しました。
文献情報は、2007年1月分までご利用できます。
アピネス21の「技術検索 汎用検索」画面または、
アグリインフォメニューの「施肥防除文献検索」から
「入力年月日」項目に、
20070301 と入力して検索してください。
■ 農薬登録DB:文言の修正がありました。
2007年2月中の再登録時に文言が修正になった剤と変更内容です。
◇アプロードロムダン水和剤 稲の成分別使用回数
◇エビセクトトレボン粉剤20DL 稲の成分別使用回数
◇エルサン水和剤40 キャベツ、みかんの成分別使用回数
◇カスエルバッサ粉剤DL 稲の成分別使用回数
◇キタジンP粉剤20 稲の成分別使用回数
◇グリホサート41% 水田作物(耕起20~10日前まで)の作物名、成分別
使用回数
◇コナガコン(サンケイ化学) 作物名の設定
◇スミコートU入り複合コープショート35 水稲の成分別使用回数
◇スミショート35 水稲の成分別使用回数
◇パダンバッサバリダビーム粉剤DL 稲の成分別使用回数
◇マラソン粉剤1.5(琉球産経) おうとう、なし、りんごの成分別使用
回数
◇メリーネコ3号 作物名の設定
◇メリーネコクマリン 作物名の設定、
◇モンガードエビセクトトレボン粉剤DL 稲の成分別使用回数
■ 農薬登録DB:平成19年3月7日付の新規農薬を6件登録しました。
新規登録農薬
◇カスラブバリダジョーカーフロアブル
◇タフパール
◇タフブロック
◇ハスモン天敵
◇マットタブジャンボ
◇ワークアップ粉剤DL
■ 農薬登録DB:平成19年3月7日付の適用変更が28件ありました。
適用登録変更日 2007.03.07 で検索できます。
変更内容の詳細は、アピネス21、アピネス.Proともに
農薬登録検索の各検索画面の上部にある「適用変更内容」ボタンで
ご利用いただけます。
農薬登録日 : 2007/02/27 ━━━━━━━━━━━━
◇◇◇ 殺虫剤 ◇◇◇
■ 1. 薬剤名 : フェニックス顆粒水和剤
成分系 : ベンゼンジカルボキサミド系
成分 : フルベンジアミド
成分含量 : 20.0%
製品の詳細
適用 作物・病害虫草 : いちご -- ハスモンヨトウ
適用 作物・病害虫草 : キャベツ -- アオムシ:コナガ:ヨトウムシ:ハイ
マダラノメイガ:ハスモンヨトウ
適用 作物・病害虫草 : だいこん -- ハイマダラノメイガ:コナガ
適用 作物・病害虫草 : だいず -- ハスモンヨトウ
適用 作物・病害虫草 : トマト -- オオタバコガ
適用 作物・病害虫草 : なし -- リンゴコカクモンハマキ
適用 作物・病害虫草 : ねぎ -- シロイチモジヨトウ
適用 作物・病害虫草 : はくさい -- アオムシ:コナガ:ハスモンヨトウ
適用 作物・病害虫草 : もも -- リンゴコカクモンハマキ
適用 作物・病害虫草 : りんご -- ハマキムシ類:ギンモンハモグリガ:キ
ンモンホソガ:ヨモギエダシャク:モモシンクイガ:ケムシ類
適用 作物・病害虫草 : レタス:リーフレタス -- ハスモンヨトウ:オオタ
バコガ
適用 作物・病害虫草 : 茶 -- チャノコカクモンハマキ:チャノホソガ:チ
ャハマキ:ヨモギエダシャク
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▲▽ アグリインフォ新着情報 ▲▽
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■ グリーンレポート453号を収録しました。
◆栽培技術セミナー 288穴標準セルトレイによる ねぎの播種・育苗・移
植システム
◆防除技術セミナー 黄色灯を利用したぶどうの鱗翅目害虫防除
◆栽培技術セミナー 摘蕾と摘花で、「おさゴールド」の大玉づくり
◆施肥技術セミナー 堆肥のうね上施用技術を利用したアスパラガス栽培
◆防除技術セミナー 海を渡ってくるやっかいなウンカたち
◆施設技術セミナー 除湿乾燥機の仕組みと使い方
◆品目ガイド 高性能低コスト大型循環式乾燥機を導入した新システム
◆品目ガイド 果樹の汎用性殺菌剤「ナリアWDG」
◆現地レポート JA津軽みなみ営農センター いなかソフトフード組合
(青森県)発 「こだわりりんご」をつくっています
◆インフォメーション 「平成18年度環境保全型農業研修会」開催
◆現地レポート JAならけん発 「とみお大黒一本葱」の商品開発
◆青果直販だより チェンマイ国際園芸博覧会 「ロイヤルフローラ・ラー
チャプルック2006」に参加して
◆がんばる担い手 消費者が求めるものが売れるもの
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♪編集後記
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我が家の庭の隅に植えてある沈丁花が、今年も咲き始めて良い香りを放って
います。ご近所さんではピンクの花が圧倒的に多い中、うちのは珍しく白花で
す。道路にはみ出した部分を切って室内にも飾ってみたら、帰宅する度に良い
香りが満ちていて、癒されます。
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投稿者 Eooo!事務局 : 00:00
2007年02月01日
(株)サングレイスがトマトの作付け本格稼動へ、モスフードへの安定供給目指す
昨年2月、(株)野菜くらぶ(群馬県)とモスバーガーを展開する(株)モスフードサービス(東京都)が共同出資して設立した農業生産法人、(株)サングレイス(静岡県菊川市。杉山健一代表取締役)が、この2月より作付けを本格的にスタートさせる。
同社は、群馬と静岡に計3農場を保有し、総作付面積は 3.8ha。3農場全てに耐候性ハウスを建設し、台風など天候による被害を受けないよう配慮している。各種野菜を生産するが、その中でもモスフードサービスに供出するL型トマトに注力する。サングレイスのトマトの年間収穫総量は約600tで、このうちモスフードサービス向けのトマトの出荷量は約180tを見込んでいるという。
モスフードサービスでは、夏場以降欠品が毎年のように続いている。
出典:農業経営者2007年3月号
農業経営者公式サイトはこちら
投稿者 Eooo!事務局 : 12:37
2007年01月16日
モスフードサービス、農業生産法人サングレイスで2月より作付けを開始
「モスバーガー」を展開する(株)モスフードサービスは2007年1月16日、関連農業生産法人の(株)サングレイスで2007年2月より作付けを開始し、本格稼動することを明らかにした。当初は、糖度・酸味に優れたトマト約600トン(年間収穫総量)を、全天候型耐候性ハウスで生産する計画。
(株)サングレイスは、モスバーガー店舗で使用する生鮮野菜の安定した調達と農業生産地との協力体制強化を目指し、(株)野菜くらぶ(群馬県の農業生産法人)、アグリビジネス投資育成との共同出資で2006年2月に設立。群馬と静岡に計3農場を保有し、総作付面積は3.8ha。3農場すべてに耐候性ハウスを建設し、台風など天候による被害を受けない全天候型農場で、隔離土耕(農作物と土を接触させない農法)など先端技術を導入し、糖度・酸味に優れた当社の規格にあう大きいサイズのトマトの生産を行うとしている。
詳細はこちら(プレスリリース、pdfファイル)
モスフードサービス(モスバーガー)公式ホームページはこちら
野菜くらぶ公式ホームページはこちら
投稿者 Eooo!事務局 : 13:42
2006年12月01日
北海道・カルビーポテト(株) 契約産地でジャガイモ新品種栽培
新品種「らんらんチップ」の実地評価栽培、来期からスタート
カルビーポテト(株)の北海道契約産地の一部で、来期から2年間、ポテトチップ加工用新品種「らんらんチップ」の栽培がスタートすることになった。産地適性を実地評価するためのもので、十勝、上川、網走の3地区の各数カ所で、合計3.5haの作付けが見込まれている。
らんらんチップは、主要なポテトチップ用品種であるトヨシロ並の熟期(中早生)で、ジャガイモシストセンチュウに抵抗性を持ち、トヨシロより貯蔵後のチップカラーに優れることが特徴。全国的にジャガイモシストセンチュウの発生が広がるなか、同線虫の抵抗性を持たないトヨシロの置き換えを目指して、北海道農業研究センター・育種グループが1991年から14年間に渡って育成してきた。2004年度の北海道農業試験会議で北海道の優良品種に採用され、昨年、農林登録された。品種名は卵に似たイモの形状と、用途であるチップに由来している。
北海道ではトヨシロ同様、秋播き小麦の前作として栽培できるため、これまでの輪作体系のまま導入することが可能である。とくにジャガイモシストセンチュウの汚染圃場では、その生息の密度を低減できる利点は大きい。未発生圃場でも、汚染の拡大を未然に防ぐ効果も期待できる。
また、本州以南でも栽培可能で、2004年の鹿児島県大隈地区での試験栽培では、トヨシロ並の生育と収量結果を得ている。
今後の展開について、育成者の1人である森元幸氏は、「新品種の普及は生産者の評価次第。生産者が実用規模で栽培した場合、試験場では想定されなかった問題や我われも気づかないような利点が見出されることがままある。各地で生産者が作りこなせるようになり、トヨシロに代わるシストセンチュウ抵抗性品種として積極的に導入されることを期待している。育種者としても、栽培にあたって技術的なサポートをしていきたい。要望がれば、品種の特性や栽培方法について産地にレクチャーにおうかがいする」と話している。
出典:農業経営者12月号
投稿者 Eooo!事務局 : 18:10
宮城県・(有)板倉農産 海水農法によるコメの商品開発
海の恵みたっぷりの「三陸の煌めき」発売
宮城県登米市の(有)板倉農産が、海水・牡蠣殻・魚類質肥料を利用して「あきたこまち」を栽培し、「三陸の煌めき」という商品名で11月より販売を開始した。価格は5kg入りで3150円(税込)。食味値は89.0(ニレコ米食味品質分析計6500による)と平均値(84.7)を上回り、平成18年度宮城県農林産物品評会の水稲うるち玄米審査会でも3等の評価を得た。
「古い農書(文献名などは不明とのこと)で海水を入れる農法を見たことがあって始めたが、思ってもみなかった好結果」と、板倉農産専務の阿部善文氏は語る。
今回の取り組みには、仙台市の海産物卸業者、(株)三陸オーシャンの木村達男社長の理解もあった。「もともと循環型農業には興味があり、お手伝いさせていただいた」(木村氏)とのことで、海水運搬や牡蠣殻の提供など全面的に協力している。
海水には、マグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれるが、塩分濃度が高くイネを枯れさせてしまう危険も併せ持つ。阿部氏は塩害のデータから「塩分濃度1%以下なら害はない」と推測。収穫の約1カ月前の開花時期に、海水1に対して真水3の割合で水田に入れた。海水投与後、目に見えてイネの葉色に変化が現れたという。
さらにカルシウムの豊富な牡蠣殻を木酢液で溶かして撒き、病害虫に対する抵抗性の強化も図った。収穫してみると、「驚きの出来栄えだった。粘りがあって食味がよく、ツヤもある」(阿部氏)という仕上がりで、ユーザーアンケートでも約8割が「おいしい」と回答。海水を採取した石巻市の寿司屋やホテルなどからも大口注文の問い合わせが相次ぎ、反響の大きさに驚いているという(ただし数量的に今年は対応できず、来年は契約栽培を検討中)。
今回の販売量は全部で1400kg。直販のほかに三陸オーシャンでも100袋を販売する。 「海水を入れる回数を増やしたり、暗渠を作る際に籾殻の代わりに牡蠣殻を使用するなど、試したいことはたくさんある」(阿部氏)と、板倉農産では来年以降もさらに研究を進めていく予定だ。
出典:農業経営者12月号
投稿者 Eooo!事務局 : 18:08
秋田県・増田出荷会 タイ語ビデオでリンゴ販促
進むアジアでのブランド戦略
秋田県横手市の「増田出荷会」が、リンゴ販促用にタイ語のPRビデオを制作した。同会はリンゴ農家14人が、販売力の強化を目的に結成したもの。2年前の中国への出荷を皮切りに海外展開を始め、昨年はタイへ「ふじ」50ケース(1ケースは10kg)、「王林」 40ケースを出荷した。バンコクの試食会では、「みずみずしくて美味しい」と高い評価を受けている。
「手応えは感じたが、商品の魅力を伝え切っていないもどかしさもあった。『なぜ高いのか? なぜ美味しいのか?』を説明する必要性を感じていたところ、日本のナシ産地がタイでビデオを放映していることを知り、これだと思った」と、会長の藤原隆行氏はビデオ制作のいきさつを語る。映像は3分半ほどで、剪定から収穫までの一連の作業が収録され、手間隙かけて丁寧に生産している様子が紹介されている。ビデオは今後、現地試食会の際などに使用される。
同会のリンゴの価格は、高いもので1個200バーツ(約640円)。現地で売られる中国産や韓国産の約8倍もの価格だけに、「どう価値を認めてもらえるか」が販売上の大きなポイントとなる。今後はシンガポールへの販路拡大も計画しており、高品質を武器にしたアジア進出にさらに力を入れていく予定だ。
出典:農業経営者12月号
投稿者 Eooo!事務局 : 18:06
2006年10月10日
鉄原米研究会(韓国)韓国の農家が来日 稲作農家の生産・販売一貫体制を視察
韓国の稲作農家20名が9月に来日し、関東各地の稲作農家を訪問した。来日したのは「鉄原米研究会」の会員(鉄原は韓国北部にある地域で、北朝鮮との境界線まで約4km。朝鮮戦争の激戦地でもあった)。
韓国も国民1人あたりのコメの消費量が減り続けており、生産過剰、米価下落が続いている。しかし鉄原では、1990年代前半に「オデ」という良食米品種が誕生し、韓国で最高クラスの価格を維持するまでになった。
「鉄原米研究会」の崔正鎬(チェ・ジョンホ)会長によると、白米80kgあたりの生産者価格(昨年)は18万6000ウォン(約2万2300円)で、1kgあたり280円。日本よりも日用品の物価が安いので、韓国ではかなり高値といえる。市場での評価も高く、来日した農家のすべてが農協出荷で完売していた。しかし、今年から事情が変わってきた。韓国は昨年、WTOでの交渉の末、コメの関税化の10年間猶予が決まったが、条件としてミニマムアクセス米(MA米)の拡大、スーパー等での市場流通解禁を受け入れた。
安価な米国産コメがスーパーで売り出された結果、コメの小売価格全体が下がったという。消費者はより安価なコメを求め、価格の高い鉄原のコメは苦戦を強いられるようになった。
「今までは農家と農協が協議して米価を決めてきたが、これまでのような価格維持は難しい。価格を維持するには農協一辺倒ではなく独自の販路開拓が不可欠な状況」と、崔会長は話す。
今回の日本訪問は、直販に取り組む稲作農家に学ぼうというのが目的だった。
一行は、柏染谷農場(千葉県取手市)およびソメノグリーンファーム(茨城県坂東市)を訪問。柏染谷農場では、「消費者会員を組織化し、交流を図っている」という染谷茂代表の説明に対し質問が相次ぎ、ソメノグリーンファームでは、米袋に炭酸ガスを注入して品質維持している「冬眠米」に関心が集まった。
韓国ではこれまで収量重視で、10aあたりの窒素施肥量が10kgを超えていたという。それだけに、染谷氏の「3kgほどしか使っていない」、染野氏の「田んぼによっては有機質肥料のみで化学肥料は使っていない」という話にとりわけ興味を寄せていた。
同日夕方には、みずほの村市場(茨城県つくば市)にて、日韓稲作農家による交流会が行なわれた。農家のひとり、宋炳旭(ソン・ビョンウク)氏が、40haの水田のうち26haで直播を実施、「バラ播きだが、3年に1度湛水にして田んぼを均平にする作業をすることで、移植と同じ収量が維持できる」との報告があった。
崔会長は「韓国の稲作は日本より10年遅れている」と話していたが、個人農家や生産者グループが小型の精米施設を日本から導入し、産直体制を整えているなど直販に向けて過発に動いている。ここにきて韓国の稲作も様変わりし始めている。
投稿者 Eooo!事務局 : 12:28
2006年08月01日
藤島オニオンクラブ 山形で北海道型玉ネギ生産の経営実験 収穫後の乾燥・調製作業に課題
山形県鶴岡市藤島の叶野幸衛氏を中心にした藤島オニオンクラブの
メンバーは、2004年秋から北海道の農業機械メーカーなどの協力も得ながら、
北海道型の機械化体系による玉ネギ栽培実現に向けて経営実験を進めている。
現在の栽培面積は2.4ha。試験栽培では10aで4~5tの収量を上げている
ケースもある。叶野氏によれば、本格的な生産体制を整えた後は鶴岡市の
給食センターへ出荷を予定している。
他の府県産地と異なり積雪がある同地域で大規模生産を実現するために、
これまで秋植え、春植えの定植時期の選定、品種の産地適性などを検討してきた。
その結果、府県の秋植え品種の他、北海道の早生品種を春植えにしても
やや小ぶりであるが栽培が可能なことが分かった。
収穫機械化に関しては、北海道と同様に根切り(根切り機)→地干し乾燥→
ピックアップ(玉ネギピッカー・500kgハーフコンテナ収納)の体系を目指している。
同地域は、北海道とは異なる高畦栽培の作業条件となるため、
メーカーではガイド車輪の位置を変えられるようにして、ピックアップ部を
畦高さに合わせるようにしている。高畦栽培にするのは、収穫期が梅雨と
重なり、さらに転換畑で周辺圃場に水が入ることもあり、地干し乾燥の
障害となることが想定されるからだ。
栽植様式は上辺が約110cm、25cmの高畦に条間25cmで4条に移植する。
育苗移植体系はみのる式。同地域では以前から北海道形のハーベスタを
使うバレイショの栽培に取り組んでいる。
今回、その導入に当たって助力を受けた農業経営者執筆者の村井信仁氏
(元北海道農業機械工業会専務理事)に玉ネギ収穫機メーカーの
訓子府機械工業(株)(北海道訓子府町・松田和之社長)の紹介を受けた。
これまでの試験で、天候さえ良ければ地干しと屋外乾燥でも十分乾くことが
分かったが、通常は他県と同様にハウス内での乾燥が必要になりそうだ。
また、500kgのハーフコンテナでの扱いになるため、
タッピング(茎葉処理)機械とともにハンドリング機器導入の必要性も想定される。
本格生産は来年度以降となるが、鶴岡市の給食センターからの需要は大きく、
叶野氏らの玉ネギによる畑作野菜経営への期待は大きく膨らんでいる。
(農業経営者8月号)
投稿者 Eooo!事務局 : 16:18
静岡県三島市・箱根ファーマーズカントリー 馬鈴薯まつりを主催 地元での知名度アップに一役
箱根ファーマーズカントリー(高木伸行会長)は7月8日三島市と共催で、
「第5回三島馬鈴薯まつり」を三島市南二日町広場で開催した。
来場者数は約3500人。
この祭りは、三島特産ジャガイモの地産地消と特産品化の推進を狙ったもの。
当日はジャガイモ約10t分が売り切れる盛況ぶりであった。
三島市と函南町で栽培されている三島産ジャガイモは「高級ジャガイモ」
として7割が東京・名古屋・京都・大阪のホテルなど県外に向けて出荷されている。
箱根西ろくは気候が温暖で、肥沃な火山灰土壌のため土質が良質な産地といわれ、
三島産は糖度が高く、甘みがかかってまろやかなおいしいジャガイモとして
人気を博している。
主催の箱根ファーマーズカントリーは、箱根西ろくの農業を営む青年グループ。
20~30代が中心の会員16名のうち、半数以上がジャガイモ生産者だ。
高木会長は「三島のジャガイモは日本で一番値のつくジャガイモ。
しかし、地元での知名度はそれほど高くない。祭りを機会にPRし、地産地消の
推進を図っていきたい」と話している。
投稿者 Eooo!事務局 : 16:15
2006年07月05日
(有)ユニオンファーム、茨城県内初のJGAP認証取得
「消費者に選ばれるための経営戦略の一環」
(有)ユニオンファーム(茨城県小美玉市・押手正代表)は今年4月、有機栽培する17品目すべてのハウス施設を対象にしたJGAP(日本GAP協会運営管理)を県内で初めて取得した。
GAP(適正農業規範)とはヨーロッパで生まれた「安全な農産物を生産するための管理手法」で、JGAPはその日本版。農作物そのものだけではなく、農薬の適正な保管や収穫物の管理などが適正に保たれているかを、第3者機関が認証する制度だ。
同社がJGAPの認証を取得した理由は、(1)独自に取り組んできた食の安全性の証明(2)有利販売の実現(3)産地のブランド化——の3つ。設立当初から有機栽培の輪作システムなど、独自の栽培方法・管理の確立に取り組んできた同社は、2001年に生産する全品目で有機JAS認定を取得。その後、確立した栽培システム全体の安全性を証明するためにJGAPの認証を取得した。
投稿者 Eooo!事務局 : 15:22
みずほの村市場、直売所専門のフランチャイズ展開企業を設立
外食、流通、建築、農業技術の専門家6名が発起人
直売所「みずほの村市場」(茨城県つくば市)を経営する長谷川久夫社長が、直売所をフランチャイズ(FC)展開するための会社をこの5月に設立した。社名は農業法人みずほの村市場合同会社。長谷川社長ほか、外食、流通、建築、農業技術の専門家6名が発起人となった。同社がFCの本部となる。
FC加盟店は、既存の直売所ではなく、新たに直売所を運営したいという人から募集し農家には限定しない。運営に関しては、外食産業やサービス業の経験を持つ人材をFC本部が送り込んで、指導にあたる。1店舗あたり40~50名の出荷農家を組織し、約3億円の売上げを見込む。肥料やその他の農業資材のメーカーおよび取扱業者、金融機関ともタイアップし、直売所を核とした農業ビジネス全体の活性化も狙っていく。最初に、水戸市内で1号店をオープンさせる予定。当面は首都圏内での出店に集中させ、商圏人口10万人前後の立地に15店舗を出店していく計画。
投稿者 Eooo!事務局 : 15:01

