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2007年12月20日

サッポロビール、大麦由来の「麦芽乳酸菌」のアレルギー体質改善機能を実証

 サッポロビール(株)は、信州大学農学部保井久子教授と共同で、これまでの乳酸菌よりも優れたアレルギー体質改善機能を有する、大麦由来の「麦芽乳酸菌」を発見した。

 ビールの乳酸菌はベルギーの白濁したビール「ホワイトビール」などを始め、ヨーロッパの一部でビールづくりに使用されているが、世界的には、透明度の高いピルスナータイプが一般的。多くのビールメーカーでは、ビールを混濁させる乳酸菌を醸造工程中から排除する対象として研究を行なってきた。同社では醸造過程で不要とされてきた乳酸菌に着目した。

 低栄養、低pHだけでなく、アルコール成分が存在する等の過酷な環境において生存が可能な乳酸菌が、一般の乳酸菌に比べ極めて強い耐性を有している点に着目し、新規機能の探索研究を実施。その結果、抗アレルギー機能のより強い乳酸菌である、大麦由来の「麦芽乳酸菌」を発見した。動物実験では、アレルギー症状を有するマウス20匹を、「麦芽乳酸菌」を投与したグループと、投与しないグループのふたつに分け、約3ヶ月間観察。効果は20日後から現れ、「麦芽乳酸菌」を投与した10匹中8匹のマウスにおいて、皮膚上の出血、浮腫、脱毛、乾燥、発疹などのアレルギーの症状が軽減されたことが実証された。なお、同社では「麦芽乳酸菌」のアレルギー体質改善機能について特許出願中。

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投稿者 Eooo!事務局 : 2007年12月20日 11:19