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2007年09月18日
イネの遺伝子を意図した通りにピンポイントで改変、農業生物資源研究所など
(独)農業生物資源研究所とクミアイ化学工業(株)は、イネが元々持っている遺伝子を意図した通りにピンポイントで改変することに成功し、これまでにない高度な除草剤耐性を示すイネを作出したことを9月13日に発表した。このような改変方法で植物体の作出に成功した例は、作物では世界初。
本研究では、イネの培養細胞から除草剤ビスピリバックNa塩(BS)に対して耐性を示す遺伝子(元の遺伝子上の2点が変異して生じた)を単離し、染色体上の元の遺伝子があった位置に、ジーンターゲッティングという方法でその耐性遺伝子を元の遺伝子と入れ替えるように導入。BSに耐性を示すイネを66個体得た。その約2/3の個体では、目的の遺伝子のみが導入され、染色体上の他の部分には変化が起きていないことが明らかとなった。また、BS耐性の遺伝子をホモで持つ次世代のイネは、除草剤(BS)に対して強い耐性を示したという。
イネの遺伝子に望み通りの突然変異を導入することに成功し、ジーンターゲッティングの手法により、作物遺伝子をピンポイントで改良できることを示した。このように、元の遺伝子を改良型の遺伝子に完全に置き換えることは従来の形質転換技術ではできなかったが、ジーンターゲッティング手法によって可能になった。今後、ジーンターゲッティングの効率を向上させることなどにより、デザインどおりの品種改良が可能になるとしている。
詳細はこちら(プレスリリース)
農業生物資源研究所ホームページ
クミアイ化学工業ホームページ
投稿者 Eooo!事務局 : 2007年09月18日 10:10
