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2007年06月21日

九州農研、ハトムギ新品種「あきしずく」を育成

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センターは、ハトムギの新品種「あきしずく」を育成したことを明らかにした。近年の健康食品ブームにより国内産ハトムギの増産が求められていたが、これまで国内で栽培されていた品種は収量性が劣っていた。そのため、収量性その他の栽培適性に優れた品種として「あきしずく」を育成。「あきしずく」は耐湿性が比較的高く水田転作作物として栽培が可能だという。

 「あきしずく」は、韓国からの導入品種「光州」に岡山在来の「短稈突然変異系統」を交配し、選抜して育成した品種。ハトムギ種子が秋に成熟して実っている様子が雫の形に似ていることから、品種名を「あきしずく」と命名し、種苗法に基づく品種登録申請を行なった。主な特徴はつぎのとおり。

■出穂期と成熟期は「はとむすめ」、「はとひかり」とほぼ同じ中生種で、北関東以南の広い地域に適する。
■「はとひかり」よりやや短稈で耐倒伏性が強く、着粒層がやや狭いため、機械収穫に適する。従来の品種に比べ2~3割多収で、粒大は「はとひかり」よりやや小さく、容積重もやや小さい。
■「はとひかり」、「はとむすめ」より葉枯病に強く、不稔粒の発生もわずか。
■製茶時の製品歩留まりが高く、香りも高い。精白粒は糯性で、白度は「はとむすめ」と同じ。 
 
 なお、今後の普及の見通しについては、福岡県、広島県、栃木県での作付が予定されているとのこと。

詳細はこちら(プレスリリース)
九州沖縄農業研究センター公式ホームページ

投稿者 Eooo!事務局 : 2007年06月21日 13:22