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2006年10月10日
山形県山形市 第18回全国農業青年交換大会開かれる 全国の農業青年者、山形に集う
さる9月4~6日、山形県山形市にある国際交流プラザを主会場として「第18回全国農業青年交換大会」が開催された。40歳未満の農業者で組織されている各都道府県の農業青年クラブ員が一堂に会し、その知識や技術を相互に交換するとともに、仲間との交流と友情を深め、農業者としての自信と誇りを培うことが同大会の目的。テーマが「燦」の今年はクラブ員約500名、来賓・農業関係者約1500名が参加した。
4日は皇太子殿下ご臨席のもとで開会式があり、その後、各地を代表して、18の若手農業者グループが、日頃の農業経営の中での技術革新や経営努力の成果をプロジェクト発表という形で行なった。
発表された演題は、「大豆新品種の栽培方法の検討」(滋賀県・水口町企業農業者クラブ)、「安心を子供たちへ」(富山県・小矢部農業青年協議会)、「中国河北省三河市にて農業経営を学ぶ」(岐阜県・岐阜地域4Hクラブ連絡協議会)など多岐に渡っており、来場した多くの農業関係者の注目を集めた。
最終日の閉会式における審査講評では、「遅もぎラフランス」について報告を行なった、山形県東根市の農業青年グループ「東根果樹研究会」が最優秀の農林水産大臣賞を受賞。大会宣言、大会旗引き継ぎなどがあって、大会の幕を閉じた。
投稿者 Eooo!事務局 : 15:20
鉄原米研究会(韓国)韓国の農家が来日 稲作農家の生産・販売一貫体制を視察
韓国の稲作農家20名が9月に来日し、関東各地の稲作農家を訪問した。来日したのは「鉄原米研究会」の会員(鉄原は韓国北部にある地域で、北朝鮮との境界線まで約4km。朝鮮戦争の激戦地でもあった)。
韓国も国民1人あたりのコメの消費量が減り続けており、生産過剰、米価下落が続いている。しかし鉄原では、1990年代前半に「オデ」という良食米品種が誕生し、韓国で最高クラスの価格を維持するまでになった。
「鉄原米研究会」の崔正鎬(チェ・ジョンホ)会長によると、白米80kgあたりの生産者価格(昨年)は18万6000ウォン(約2万2300円)で、1kgあたり280円。日本よりも日用品の物価が安いので、韓国ではかなり高値といえる。市場での評価も高く、来日した農家のすべてが農協出荷で完売していた。しかし、今年から事情が変わってきた。韓国は昨年、WTOでの交渉の末、コメの関税化の10年間猶予が決まったが、条件としてミニマムアクセス米(MA米)の拡大、スーパー等での市場流通解禁を受け入れた。
安価な米国産コメがスーパーで売り出された結果、コメの小売価格全体が下がったという。消費者はより安価なコメを求め、価格の高い鉄原のコメは苦戦を強いられるようになった。
「今までは農家と農協が協議して米価を決めてきたが、これまでのような価格維持は難しい。価格を維持するには農協一辺倒ではなく独自の販路開拓が不可欠な状況」と、崔会長は話す。
今回の日本訪問は、直販に取り組む稲作農家に学ぼうというのが目的だった。
一行は、柏染谷農場(千葉県取手市)およびソメノグリーンファーム(茨城県坂東市)を訪問。柏染谷農場では、「消費者会員を組織化し、交流を図っている」という染谷茂代表の説明に対し質問が相次ぎ、ソメノグリーンファームでは、米袋に炭酸ガスを注入して品質維持している「冬眠米」に関心が集まった。
韓国ではこれまで収量重視で、10aあたりの窒素施肥量が10kgを超えていたという。それだけに、染谷氏の「3kgほどしか使っていない」、染野氏の「田んぼによっては有機質肥料のみで化学肥料は使っていない」という話にとりわけ興味を寄せていた。
同日夕方には、みずほの村市場(茨城県つくば市)にて、日韓稲作農家による交流会が行なわれた。農家のひとり、宋炳旭(ソン・ビョンウク)氏が、40haの水田のうち26haで直播を実施、「バラ播きだが、3年に1度湛水にして田んぼを均平にする作業をすることで、移植と同じ収量が維持できる」との報告があった。
崔会長は「韓国の稲作は日本より10年遅れている」と話していたが、個人農家や生産者グループが小型の精米施設を日本から導入し、産直体制を整えているなど直販に向けて過発に動いている。ここにきて韓国の稲作も様変わりし始めている。
投稿者 Eooo!事務局 : 12:28
バイテク情報普及会メディア向けセミナー開催「遺伝子組み換え」に対する生産者の声を伝える
9月21日、シンジェンタ ジャパン(株)ら6社で構成する「バイテク情報普及会」が、メディア関係者対象の遺伝子組み換え技術に関するセミナーを、東京・汐留で開催した。
7回目を迎えるこのセミナーには、メディア関係者をはじめ、行政関係者および研究者が100名ほど来場した。セミナー前半では『農業経営者』06年9月号でも掲載したアンケート調査結果において浮かび上がってきた、農業経営者の遺伝子組み換え技術に対する意識の実像について、弊誌編集長の昆が説明した。
続くパネルディスカッションでは、北海道と鳥取県から上京してきた生産者が「自分が作るつもりはないが、技術開発はなされるべき」「大規模農業が進む以上、省力化のためには絶対に必要」などと、それぞれの立場で、遺伝子組み換え技術に対する率直な意見を述べた。
セミナーの後半では、質疑応答が行なわれた。生産者の生の声を直接聞くことができる機会はそう多くはないとあって、新聞社・出版社の記者から活発な質問が寄せられていた。
同普及会では今後も遺伝子組み換え技術に対する理解を深めていくべく、順次セミナーなどを開催する予定だ。
投稿者 Eooo!事務局 : 12:26
岐阜県「オゼキ」品種特性登録用の収穫終える来年2月、データ公表
岐阜県中濃地域で栽培されている「みのにしき」を育種した実績を持つ民間育種家の尾関二郎氏はこのほど、2004年に品種登録を申請した「オゼキ」の特性試験用の3ha分の収穫を終えた。品種特性が公表されるのは来年2月以降の見通しだという。
「オゼキ」は父を「葵の風」、母を「ミルキークイーン」に持ち、全国に通用する岐阜県産独自のブランド米を誕生させることを目指して10年越しで改良を重ねてきたもの。改良には「コシヒカリにとってかわるものを」と、品種特性の目標設定をコシヒカリに置いてきた。
尾関氏は「現時点ではオゼキが総合的にコシヒカリよりも優れている、と自信を持って言うことができない」という。その理由として、圃場によって反収560~600kg、アミロース・淡白の含有量や食味については圃場により大きくばらつきが出たためだ。
一方、出穂期はコシヒカリよりも1週間ほど遅く、草丈が85cm、倒伏性や耐病性に強いなど栽培特性については、好結果だった。
投稿者 Eooo!事務局 : 12:20
